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2009年度就職活動の体験談を紹介します。
詫間啓生さん(文学部4年生)
四国コカコーラ・ボトリング株式会社 内定


Q.就職には会社と個人の相性が大切だと言われますが、この点でどんなことに気をつけて就活をしたのですか。

A.  ― 僕はスポーツが好きで、大学ではフットサルをやってますが、小中高とソフトテニスをやってきました。そんなスポーツ好きの性格からか、内定をいただいた会社のさわやかな雰囲気がとても気に入ったんです。人事担当の方が話す社内の雰囲気やスポーツ好きの社員が多いということも僕に合っているようで、他からも内定をいただきましたが、この会社に入りたいと思いました。



Q.スポーツが好きだということですが、大学ではなぜ文学部を選んだのですか。

A. ― 僕は高校までスポーツ三昧で、進学校の割には勉強にはあまり熱心ではなかったんです。それで、大学では何か能力をつけたいと思っていました。文系だったこともあり、文学部で文章能力をつけようと考えたのです。今は日本文学を専攻しています。



Q.日本文学をやってて、就活や就職後に役に立ちそうなことは何かありましたか。

A. ― う〜ん・・多分、相手の立場でものを考えることができるようになったことかな。日本文学のゼミでは、2年で30冊以上の本を読んで定期的に個別発表します。その際に、主人公、作者、読者という違った立場から本の内容を検討するので、一つの事柄でも違った観点を意識するようになりましたね。それに、発表するには話す内容について自分の意思をはっきり持つ必要があります。この発表が面接にもすごく役に立ったと思います。自分の意思をしっかり持てば、面接でも自分を素直に表現できるからです。



Q.就活はいつごろから始めましたか。

A. ― 実際の就活は1月末にある合同説明会からですが、僕は3年生のときに大学が支援する就職対策講座を受講したんです。自分探しをしていた頃だったかな。1年間のプログラムだったんですが、一般常識の勉強以外に、就職先や業種を考えるのに必要な自己分析、企業訪問それにインターンシップなどが含まれます。面接の練習もありました。自分の意思をしっかりさせる上で、とても役に立ちました。



Qインターンシップなどで実際に会社を訪問するとどんなことがわかりましたか。

A. ― 企業訪問では香川県内のいろんな業種の事業所を訪問しました。訪問しただけといえばそうなんですが、会社ごとにカラーがあり、職場の雰囲気や社員の様子が違い、自分にあう会社を考える上ですごく参考になりました。インターンシップでは、他大学の学生と交流できたことがとても良かったですね。就職に関する意見交換をする中で、自ずと自分の意識が高まったと思います。



Q.実際の就活前にいろんなことをされたのですね。最後に、後輩に何かアドバイスがあれば、お願いします。

A. ― 学生時代にいろんな経験をすることが大事なのではないでしょうか。先のインターンシップや会社訪問もそうですが、今まで自分が知らなかったことを体験できたように思います。ただ体験するだけではなく、体験を通じて自分の意志を持てるように心がけることではないでしょうか。自分を表現するための基本のように思います。



 どうもありがとうございました。